[ハイランドパーク(米イリノイ州) 5日 ロイター] - 米中西部イリノイ州シカゴ郊外のハイランドパークにおいて独立記念日のパレード中に起きた銃乱射事件で、検察当局は5日、ロバート・E・クリモ容疑者(21)を第1級殺人の罪で起訴した。
同州のエリック・ラインハート検事は、有罪となれば終身刑を言い渡される可能性があるとの見解を示し、捜査が終了するまでに追起訴する考えも示した。また、6日に被告が初出廷する際、保釈を認めないよう裁判所に請求すると述べた。
地元当局が5日に話したところによると、クリモ被告は何週間も前から犯行を計画していた。当局は事件前に少なくとも2回、被告に関して自殺をほのめかしたり他人への危害を示唆したといった通報を受けていた。
当局によると、被告はパレードの見物客に向けて建物の屋上から70発以上発砲し、女装で群衆に紛れ込んでその場から離れた。
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