[ロンドン 5日 ロイター] - テニスの四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権は5日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで男子シングルス準々決勝を行い、第1シードで4連覇を目指すノバク・ジョコビッチ(セルビア)はフルセットで勝利を収めた。
第10シードのヤニク・シナー(イタリア)と対戦したジョコビッチは、第1セットを5─7、第2セットを2─6で落として窮地に追い込まれたが、第3セットから6─3、6─2、6─2と連取し、逆転勝利。四大大会通算43回目、ウィンブルドンでは11回目となる4強入りを果たした。
ジョコビッチは「最初の2セットと、最終3セットは全く違う試合のようだった。最初の2セットでは彼(シナー)の方が良かったので、トイレ休憩を挟み、鏡の中の自分に喝を入れた。第3セットでは早めにブレークし、それが大きな自信を与えてくれたし、彼には少し疑心暗鬼が生じたように見えた」と述べた。
準決勝では、ダビド・ゴファン(ベルギー)に3─6、7─5、2─6,6─3、7─5で勝った第9シードのキャメロン・ノリー(英国)と対戦する。