[5日 ロイター] - サッカーのフランス1部、パリ・サンジェルマン(PSG)は5日、マウリシオ・ポチェッティーノ監督が退任し、新指揮官にクリストフ・ガルティエ氏(55)が就任すると発表した。
ポチェッティーノ氏は2021年1月にPSG監督に就任し、リーグ戦や国内カップ戦を制したものの、同クラブが11年にカタール・スポーツ・インベストメントに買収されてから唯一手にしていない主要タイトルの欧州チャンピオンズリーグ(CL)で優勝できなかった。
昨季はキリアン・エムバペ、ネイマール、リオネル・メッシら攻撃のスター選手を擁する中で、国内でもリーグタイトル獲得のみにとどまった。
ガルティエ新監督は20─21シーズンにリールを10年ぶりとなるリーグ制覇に導いた。昨季はニースでフランス杯準優勝、リーグ戦5位の成績を残し、先月に退団。PSGとは2年契約となる。
PSGの新監督を巡っては同国の英雄ジネディーヌ・ジダン氏の就任がうわさされていたが、同クラブ会長は「ジダンとは話したこともない。選手としても監督としても好きだが、話してはいない。ガルティエが常にファーストチョイスだった」と記者会見で語った。