[ワシントン 7日 ロイター] - バイデン米大統領は7日、英政府と緊密な協力を継続する意向を表明した。相次ぐ不祥事で辞任を表明したジョンソン首相には言及しなかった。
バイデン氏は声明で「英国と米国は最も緊密な同盟国であり、両国民の特別な関係は今後も強く揺るぎない」とし、ウクライナ支援での結束を含め、さまざまな重要課題で英政府や他の同盟国などと緊密な協力を続けると表明した。
英国のジョンソン首相はこの日、辞任を表明。ただ、後継者が決定するまで職にとどまるとした。
ホワイトハウスのジャンピエール報道官は、バイデン大統領が先の欧州訪問中にジョンソン氏と「友好的で親密なやりとり」をしたと述べた。その上で「英国との同盟は、今後も強くあり続ける」との見方を示した。