[バンコク 25日 ロイター] - タイのナロンパン陸軍司令官は25日、憲法裁判所がプラユット首相の職務を停止したことについて、裁判所の決定を受け入れたプラユット氏を称賛すると述べた。
憲法裁判所は24日、プラユット首相の任期見直しを求めた野党側の請願を審理することを決定し、首相の職務を停止した。
ナロンパン氏は記者団に「プラユット氏を称賛しなければならない。紳士であり、リーダーであり、模範的な兵士だ。裁判所の命令に従った。社会と国家にとって良いことであり、民主主義で適切な行動だ」と述べた。
主要野党は、プラユット首相の任期について、同氏が軍事政権のトップとして過ごした期間は、憲法で定められた8年の任期に算入されるべきで、同氏は月内に退任すべきだと主張している。