[ウィーン/キーウ(キエフ) 25日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は25日、フランス24テレビで、ロシアが掌握するウクライナ南部のザポロジエ原子力発電所へのIAEAの視察団の立ち入りが「非常に近い」と述べた。
ロシア下院指導部は25日の声明で「IAEAの専門家が、全人類にとって悲劇的な結果をもたらす、原発へのウクライナの継続的な攻撃による脅威をその場で証明できるように」IAEAの視察団を迎える用意があることを確認したと発表した。
ウクライナのガルシュチェンコ・エネルギー相もこの日、ザポロジエ原発に対するIAEAの視察は向こう数日以内に実現するとの見方を表明。9月初めより早い時期に実現すると述べた。