[ニューヨーク 4日 ロイター] - テニスの四大大会最終戦、全米オープンは4日、ニューヨークで男子シングルス4回戦を行い、第23シードのニック・キリオス(オーストラリア)がロシア出身で第1シードのダニル・メドベージェフをセットカウント3─1で制した。
キリオスは第1セットを7─6で取ると、第2セットは3─6で落としたものの、続く2セットを6─3、6─2で圧倒して勝利をつかんだ。ウィナーの数は世界ランキング1位のメドベージェフの49本に対して53本で勝り、7回のブレークチャンスのうち5回成功させた。
試合後、キリオスはコート上のインタビューで「素晴らしい試合だった。ダニルはディフェンディングチャンピオンだから、彼には大きなプレッシャーがあった。だが、とてもいいプレーができた。ここ2カ月は絶好調だし、ニューヨークで大勢の観客がいて、素晴らしい場所でプレーできた。ものすごくうれしい」と述べた。
キリオスは準々決勝で、第12シードのパブロ・カレノブスタ(スペイン)を下したロシア出身のカレン・ハチャノフと対戦する。
他にも第5シードのカスパー・ルード(ノルウェー)、第13シードのマテオ・ベレッティーニ(イタリア)が勝ち上がった。