[モンツァ(イタリア) 9日 ロイター] - 自動車レースF1、アルファタウリの角田裕毅に対し、イタリア・グランプリ(GP)決勝で10グリッド降格などのペナルティーが科された。
角田は先週末に行われたオランダGPの決勝でリタイア。シートベルト規定違反により今季5度目の戒告処分を受けていた。
同ドライバーはタイヤが正しく装着されていないと思ったために、マシンを止めてシートベルトを緩めたが、チームから安全だと伝えられピットまで走行を再開。この行為が、安全ではない状態で走行したとみなされた。
F1規約では、シーズン中、少なくとも4回のドライビング上の違反を含む戒告5回で、自動的に10グリッド降格ペナルティーを科すと定められている。
また、角田にはイタリアGPフリー走行の2回目で、イエローフラッグ中に必要な減速をしなかったとして3グリッド降格と2ペナルティーポイントが付与。さらに、チームがパワーユニット交換を決めたことでグリッド後方からのスタートとなった。