[ニューヨーク 9日 ロイター] - 女子テニスのオンス・ジャブール(チュニジア)が、四大大会の全米オープン(OP)決勝に向け「全力を出し切る」と意気込みを語った。
ジャブールは11日のシングルス決勝で、世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。
ジャブールにとって、これが自身2度目の四大大会決勝の舞台。初めては約2カ月前のウィンブルドン選手権で、この時はエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)に6─3、2─6、2─6の逆転負けを喫していた。
アフリカ出身の女子選手として、全米史上初めて決勝にたどり着いたジャブール。「(ウィンブルドンでは)決勝まで勝ち上がるだけでも本当にタフだったので、特に第2セットは厳しかった。でも、今回の決勝では全力を出し切る」と語った。
また、5月の直接対決では敗れているシフィオンテクと戦うことについては、「イガは決勝に強い選手なので、かなりタフな試合になるだろう。間違いなく、私はリベンジを果たしに行く。このコートでプレーするのは得意なので、彼女に対して何をすべきかはっきりと分かっている気がする」と述べた。