[16日 ロイター] - 男子ゴルフで2020年全米オープン覇者のブライソン・デシャンボー(米国)は、プレジデンツ・カップやライダーカップというような団体戦が、サウジアラビア政府系ファンドが支援する新ゴルフツアー「リブ・ゴルフ・インビテーショナル・シリーズ(LIV)」に参加した選手らを出場禁止としたことについて「自分の首を絞めている」と語った。
LIVに参加した選手は、プレジデンツ・カップなど全てのPGA大会、その他の全てのPGA公認ツアーで出場禁止に。デシャンボーもライダーカップとプレジデンツ・カップの両方で米国チームの一員としてプレーした経験があるが、来週開催のプレジデンツ・カップはテレビで観戦することになる。
同選手は記者団に対し、団体戦がLIV参加選手にプレーさせないことなどを「個人的には、自分で自分の首を絞めているだけだと思う。チームという側面から言えば、統括団体らが私たちの出場を許さなかったことは悲しいことだ」とコメント。
そして、「PGAツアーで多くの大会に出場したい。そうなれば最高だ。LIVは私たちがPGAツアーでプレーするのを認めている。それを禁止しているのはPGAツアーの方だ」とも話した。