[バレンシア(スペイン) 18日 ロイター] - 男子テニスの国別対抗戦、デビス・カップ(杯)は18日、各地で1次リーグの試合を行い、B組ではスペインが韓国を3─0で下し、通算2勝1敗で準々決勝進出を決めた。
スペインはシングルスによる第1試合でロベルト・バウティスタが6─1、6─3の圧勝。第2試合では、今月に全米オープンを制して歴代最年少の19歳で世界ランキング1位に立ったカルロス・アルカラスが権順宇を6─4、7─6のストレートで下した。スペインは第3試合のダブルスでも勝利している。
アルカラスは、デビス杯について「チームの一員としてプレーし、国を代表する。自分だけのためにプレーしているわけではない。雰囲気も違うし、空気も違う。他の大会とは全く異なる」と記者団に語った。6回優勝を誇るスペインは準々決勝でクロアチアと対戦する。
C組のドイツはオーストラリアに2─1で勝利し、3戦全勝で8強入り。シングルスの2試合を1─1で終えて迎えた第3試合で、ティム・プッツとケビン・クラビーツ組がウィンブルドン選手権ダブルス王者のマシュー・エブデンとマックス・パーセル組に6─4、6─4で勝った。ドイツは次戦でカナダと戦う。