[プノンペン 13日 ロイター] - バイデン米大統領は13日、カンボジアで開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)と日米中ロなど計18カ国が参加する東アジア首脳会議(サミット)で、ロシアのウクライナ侵攻を「残酷で不当」と非難した。ホワイトハウスが発表した。
一方、プーチン大統領の代理でサミットに出席したロシアのラブロフ外相は、西側諸国が地政学的に重要な東南アジア地域への中国とロシアの関心を封じ込めるために同地域を軍事化していると非難。
「米国と北大西洋条約機構(NATO)同盟国がこの空間を支配しようとしている」と記者会見で述べた。
また、バイデン氏が会議で盛んに推進しているインド太平洋戦略は、地域協力のための「包括的な構造」を回避しようとするものだと指摘した。