[ヌサドゥア(インドネシア) 16日 ロイター] - インドネシアのバリ島で開催された20カ国・地域(G20)首脳会議は16日、石炭の利用を段階的に縮小する措置を加速するなど、地球温暖化を1.5度以内に抑える取り組みを追求することで一致した。
首脳宣言で「温暖化を1.5度に抑制する取り組みを追求する決意だ」とし「これには全ての国による有意義で効果的な行動とコミットメントが必要になる」と表明。
エジプトで開催中の第27回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP27)の代表に対し、気候変動の軽減・適応を巡る問題に対する取り組みを「直ちに強化」するよう求めた。
「各国の状況を踏まえ、正しい移行に向けた支援の必要性を認識しながら、衰えが見えない石炭発電の段階的縮小に向けた取り組み」を加速する必要性にも言及した。