[アルラヤン(カタール) 22日 ロイター] - 米情報・調査会社ニールセンのメディアデータ子会社グレースノートは22日、サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグ、アルゼンチン戦でのサウジアラビアの勝利について、W杯史上最大の番狂わせと評価した。
同社は独自のランキングシステムと複雑な方式を使用。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング51位のサウジアラビアが過去36戦無敗だった同3位のアルゼンチンに勝つ確率はわずか8.7%だったという。
サウジアラビアは前半10分にアルゼンチンのリオネル・メッシに先制PKを決められたが、後半に2ゴールを奪って2─1で逆転勝ち。アルゼンチンは代表戦の最多無敗記録(37戦)に並ぶことはできなかった。
これまでW杯史上最大の番狂わせとされていたのは、1950年W杯ブラジル大会で米国がイングランドを1─0で下した試合。米国が勝つ確率は9.5%と算出されていた。