［２７日 ロイター］ - サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）カタール大会は２７日、１次リーグの試合を行い、Ｅ組の日本は第２戦でコスタリカに０─１で敗れた。初戦にドイツを下して注目度が高まった日本は１勝１敗。決勝トーナメント進出は１次リーグ最終戦のスペイン戦（日本時間１２月２日）に持ち越しとなった。
無得点のまま前半を折り返した試合が動いたのは後半３６分。コスタリカのケイセル・フレールが放ったシュートが吉田麻也に当たるとゴールキーパー権田修一の手をかすめてゴールに吸い込まれ、これが決勝点となった。
日本は後半から出場した三苫薫が終盤、左サイドから相手ペナルティーエリア内に入ってチャンスを作り出す場面もあったが、決定打に欠けた。
森保一監督は試合後、「切り替えて、またしっかり準備したい」と話し、最終戦のスペイン戦に向けては「われわれの良さを生かしていけるように最善の備えをしたい」と述べた。
Ｅ組のもう１試合でスペインとドイツが１─１で引き分けたため、第２戦終了時点で同組首位は勝ち点４のスペイン。日本はコスタリカと勝ち点３で並んだものの、得失点差で２位。４位は勝ち点１のドイツとなっている。