[アルラヤン(カタール) 9日 ロイター] - サッカーのブラジル代表FWネイマールは9日、ワールドカップ(W杯)カタール大会で準々決勝敗退後、再び代表としてプレーするか分からないと語った。
優勝5回を誇るブラジルは、4強入りを懸けて前回準優勝のクロアチアと対戦。スコアレスのまま迎えた延長前半アディショナルタイムにネイマールのゴールで先制したが、同後半に同点に追いつかれた。そしてPK戦では4人中2人が失敗。クロアチアは全員が成功させ、ブラジルの敗退が決まった。
試合後、失意のネイマールは「今、何かを話すのは良くないと思う。なぜなら、とても感情的になっているから。きちんと考えられていないかもしれない」と記者団にコメント。
同選手は「これが最後と言うのは早計かもしれないが、何の保証もできない」と述べ、「これを機に、自分が何を求めているのか考えたい。ブラジル代表でプレーするという可能性を排除するわけではないが、100%戻ってくるとも言い切れない」と続けた。
ネイマールのチームメート、DFダニエウ・アウベスは代表引退を表明。しかし、クラブでは現役を続ける意向を示した。