[8日 ロイター] - 男子ゴルフでメジャー通算15勝を誇るタイガー・ウッズ(米国)の元恋人が、交際開始時に交わした秘密保持契約を無効にするよう求める訴えをフロリダ州の裁判所に起こした。
元恋人のエリカ・ハーマンさんは2017年にウッズとの交際をスタート。その際に秘密保持契約を交わしたが、セクハラや暴行などが理由の場合はこうした合意事項を制限するとした最近の法律を根拠に、2人の合意も「無効で強制力はない」と主張している。
また、秘密保持契約の無効を求める理由を「ウッズ側がこの契約を積極的に盾にしているため、さまざまな法的請求の根拠となる事実を開示していいか分からない」と説明している。
訴状の添付文書には、この請求が性的虐待の申し立てに関わるとする記載もあるが、誰に関係するのか記されていない。
ウッズ側はコメント要請に答えを返さなかった。