[29日 ロイター] - 国際サッカー連盟(FIFA)は29日、イタリア・サッカー連盟(FIGC)が選手移籍に関する不正会計操作に関してセリエAのユベントスに科した処分を世界的に適用すると発表した。
これにより、現在はトットナム(イングランド)のマネジングディレクターを務めるファビオ・パラティチ氏が職務停止になる見込みになった。
FIGCは今年1月、不正に関与したとしてユベントスのスポーツディレクターだったパラティチ氏に対して30カ月の資格停止処分を下していた。
FIFAの広報担当はロイターに対し、「FIFAはFIGCの要請を受け、この件について関係者に下した制裁が世界的に効力を発揮するように拡大した」とコメントした。
一方、トットナムは報道を受けて29日夜にFIFAに確認したとし、処分拡大に関する事前通知はなかったと明かした。