[21日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)のラプターズは21日、2018─19シーズンからチームを指揮してきたニック・ナース監督の解任を発表した。
ナース監督はラプターズで5年のアシスタントコーチを経て、18─19シーズンに監督に就任。初年度にNBAファイナル制覇の快挙を成し遂げた。その後も2回のプレーオフ進出を果たし、19─20シーズンにはNBA年間最優秀監督に選出された。
しかし、今季は41勝41敗でプレーイントーナメントには滑り込んだものの、ブルズに敗れてプレーオフ進出ならず。ラプターズの社長は声明でナース監督の功績をたたえつつ、「これまでのわれわれをリセットし、集中力を高め、次の優勝という目標に向けた人材配置の機会となる」と述べた。
なお、ナース監督は今後、兼任していたカナダの男子バスケットボール代表の監督としてパリ五輪などを目指すという。