[21日 ロイター] - 競泳のロシア選手権が21日に同国のカザンで行われ、18歳のエフゲニーア・チクノワが女子200メートル平泳ぎで世界新記録となる2分17秒55をマークした。
これまでの記録は、2021年の東京五輪決勝でタチアナ・スクンマカー(南アフリカ)が出した2分18秒95だった。
ロシアとベラルーシの選手たちは両国のウクライナ侵攻後に国際大会から除外されているが、世界水連は今月になって選手たちの中立の立場での復帰を検討するタスクフォースを設立すると発表していた。
世界水連のスポークスマンはチクノワの記録について、「他の世界記録と同様に、世界水連の承認プロセスに従うことになる」とし、「必要な手順と検証を経て、初めて世界記録として承認される」と述べた。