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インド東部の列車衝突事故、死者275人に 信号の異常が原因か

発行済 2023-06-05 09:57
更新済 2023-06-05 12:55
© Reuters.  6月4日、 インド東部オディシャ州バーラソールで2日に起きた列車衝突事故は死者が275人となり、初期調査で信号の異常が原因として浮上したことが分かった。事故現場で4日撮影

[バハナガ(インド) 4日 ロイター] - インド東部オディシャ州バーラソールで2日に起きた列車衝突事故は死者が275人となり、初期調査で信号の異常が原因として浮上したことが分かった。

州政府幹部は死者数を288人としていたが、二重計上が一部で判明したため、275人に修正したと説明した。

州政府によると、負傷した約1200人のうち900人強が退院し、260人が依然治療を受けているという。1人は重傷。

モディ首相は3日に事故現場を訪れ救助隊から話を聞き、負傷者と面会した。

初期の調査結果によると、事故を起こした列車は時速128キロで走行中に停車用線路に誤って入り、貨物列車と衝突。前部の車両がさらに脱線して反対方向から来た別の旅客列車の後部に衝突した。行政機関「鉄道委員会」の委員が明らかにした。

同委員によると、コンピューター制御の路線管理システムが正常作動していれば、旅客列車が停車用線路に進入できなかったはずのため、異常が発生した疑いがある。システムは通常、2本の線路の合流点で列車を空いている線路に誘導する。

*動画を付けて再送します。

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