[20日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)のア・リーグ年間最多本塁打記録を持つヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は、エンゼルスの大谷翔平選手が記録に挑戦するペースで本塁打を量産していることを受け、歓迎の意を表した。
ジャッジは昨年10月4日に62本塁打目を放ち、ヤンキース往年の名選手ロジャー・マリス氏の持っていた61年前の記録を更新した。
大谷は6月に月間15本塁打を放ち、今月20日の試合前時点で35本塁打を記録と驚異的なペースで打っている。
MLB公式サイトによると、19日にジャッジは自身の記録が更新される可能性について「記録は破られるためにある。ただの数字だ。もし彼が63本以上打てたら、野球界にとってエキサイティングなものになるだろう」とコメント。
大谷については「信じられない、見ていて楽しい。われわれと対戦しているときに目の前で活躍しているのは見たくないが、テレビをつけたときに彼が1試合で8回を投げて10三振を奪い、2本塁打を放つ姿を見るのは楽しいだろう。彼が何を成し遂げるか、いつも興奮して見ている」と話した。