40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米提案のガザ即時停戦決議案を否決、国連安保理 中・ロシアが拒否権

発行済 2024-03-23 00:36
更新済 2024-03-23 03:19
© Reuters. 国連安全保障理事会は22日、イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザ情勢を巡り、米国が人質解放に関連して提案した即時停戦を求める決議案を否決した。

[ワシントン/ブリュッセル 22日 ロイター] - 国連安全保障理事会は22日、イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザ情勢を巡り、米国が人質解放に関連して提案した即時停戦を求める決議案を否決した。ロシアと中国が拒否権を行使した。   

決議案は、民間人の保護と人道支援を可能にするために「約6週間の即時かつ持続的な停戦」を求めていた。

投票では15カ国中11カ国が賛成。中ロのほかアルジェリアが反対し、ガイアナが棄権した。

トーマス・グリーンフィールド米国連大使は「理事会の大多数が賛成票を投じたが、残念ながらロシアと中国が拒否権を行使する決定をした」と述べた。

ロシアのネベンジャ国連大使は投票前、米国の提案した決議案が「過度に政治化」され、イスラエルのガザにおける軍事行動にゴーサインを出すような内容とし、支持しないよう加盟国に呼びかけていた。

中国の張軍国連大使も、米国の決議案はバランスを欠き、ガザ南部ラファにおけるイスラエル軍の軍事作戦に反対する姿勢を明確に表明していないと批判し、深刻な結果を招く可能性があると述べた。

外交官らによると、安保理で選出された国が代替決議案を策定し、米東部時間23日午前10時(日本時間同日午後11時)に採決が実施される予定。ロイターが確認した草案は、イスラム教の聖月ラマダン(断食月)期間中の即時停戦と人質全員の解放を要求する内容となっている。

フランスはヨルダンとアラブ首長国連邦と連携し、ガザ停戦に向けた国連の決議案を支持するようロシアと中国を説得する構えを鮮明にした。

マクロン大統領はロシアと中国の拒否権行使を受け、「安保理におけるフランスの決議案に基づく作業を再開し、米国や欧州、アラブ諸国のパートナーと協力して合意にこぎ着ける」と表明した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます