[26日 ロイター] - 女子サッカーのブラジル代表で歴代最多得点記録を保持しているFWマルタ(38)が、今年限りで代表を引退すると表明した。
「クイーン・マルタ」の愛称で広く知られるマルタは、ブラジル代表でこれまでに通算175試合に出場し、男女を通じて歴代最多となる116得点をマーク。女子ワールドカップ(W杯)では大会記録となる通算17得点を決め、2007年大会では準優勝を果たした。
今夏のパリ五輪に出場すれば、自身6度目の五輪となるマルタは25日のCNNのインタビューで「もし五輪に出場できたら、全ての瞬間を楽しみたい。なぜなら、五輪に出られても、出られなくても、今年が代表として最後の年となるから。2025年からは代表チームにアスリートとしてのマルタはいない」とコメントした。