Jason Lange
[ワシントン 30日 ロイター] - ロイター/イプソスが実施した11月の大統領選に向けた最新の世論調査によると、登録有権者の間で民主党のバイデン大統領の支持率が40%、共和党候補となる公算が大きいトランプ前大統領が39%と、バイデン氏がわずか1ポイント差でリードした。
リードは前回調査(4月4─8日)の4ポイントから縮小した。
調査はオンライン上で実施し、登録有権者856人の回答が含まれる。
候補者を選んでいないと回答した登録有権者は28%で、無所属の候補者に傾いている、もしくは投票しない可能性があるとした。
無所属で出馬したロバート・ケネディ・ジュニア氏の支持率は8%だった。
全回答者の支持率ではトランプ氏がバイデン氏を2ポイント差でリードしたが、登録手続きを済ませた有権者は11月の選挙で投票する可能性が高いため重視されている。2020年の前回大統領選で投票した有権者は全体の3分の2にとどまった。