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日経平均は大幅に続落、センチメント悪化、円相場や値がさ株を睨みながらの相場展開に

発行済 2016-07-06 12:13
更新済 2016-07-06 12:33
日経平均は大幅に続落、センチメント悪化、円相場や値がさ株を睨みながらの相場展開に
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 日経平均は大幅に続落463.03円安の15206.30円(出来高概算10億7000万株)で前場の取引を終えた連休明け5日のNY市場は、NYダウが100ドルを超す下落となった欧州連合(EU)離脱を巡る英国経済への懸念が再燃したことが嫌気された格好この流れからシカゴ日経225先物清算値は大阪比155円安の15445円となり、これにさや寄せする格好から売りが先行した

 しかし、その後もじりじりと下げ幅を広げるなか、円相場が1ドル100円台に乗せてくると、大阪225先物も下げ幅を拡大これが現物市場へのインデックス売りにつながる格好から、日経平均は一時15167.98円と下落幅は500円を超えた東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1800を超えており、全体の9割を占める全面安商状にセクターでは33業種全てが下げており、その他金融、ゴム製品、証券、不動産、鉄鋼、輸送用機器、非鉄金属、鉱業、電気機器、保険などの下げが目立つ

 日経平均はじりじりと下げ幅を拡大させており、節目の15000円の攻防になりそうな弱さである日経平均構成銘柄で上昇しているのは僅か5銘柄にとどまっており、一方で、昨日同様、ファーストリテ (T:9437)、ソフトバンクグ (T:9432)、ファナック (T:2792)、東エレク (T:3656)、ダイキン (T:2809)などの指数インパクトの大きい値がさ株の下落影響が大きく、インデックス売りが指数を押し下げている

 また、マザーズ指数が1000ptをキープできなかったことも、センチメントを悪化させている個別ではVテク (T:9983)、ミクシィ、NTTドコモ
、NTT、ハニーズ、KLab、キユーピーなど強い銘柄に資金が集まりやすいだろう引き続き、円相場のほか、ファーストリテ (T:9437)など値がさの動向を睨みながらの相場展開になりそうだ(村瀬 智一)

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