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ケンコーマヨ Research Memo(7):17/3期は6期連続の増収、連続最高益更新を目指す

発行済 2016-07-11 16:31
更新済 2016-07-11 16:33
ケンコーマヨ Research Memo(7):17/3期は6期連続の増収、連続最高益更新を目指す
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■今後の見通し

(1) 2017年3月期の業績見通し

ケンコーマヨネーズ (T:2915)の2017年3月期の連結業績は、売上高が前期比4.6%増の70,000百万円、営業利益が同0.4%増の3,450百万円、経常利益が同2.1%増の3,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.1%増の2,130百万円と6期連続の増収、連続最高益更新を目指す。
経常利益の増減要因としては、増収効果で455百万円、生産効率の向上で317百万円の増益要因を見込む一方で、原材料価格の上昇で225百万円、固定経費の増加で473百万円の減益要因を見込んでいる。
ただ、売上高については足元も前期の流れを引き継ぎ好調に推移していると思われるほか、原材料価格についても4月−5月の鶏卵相場は前期をやや下回る水準で推移しており、保守的な計画となっている。
このため、今後市場環境に大きな変化がなければ、業績は会社計画を上回る可能性が大きいと弊社では見ている。


(2)セグメント別売上見通し

セグメント別売上見通しでは、調味料・加工食品事業で前期比4.3%増の57,379百万円を見込んでいる。
販売戦略としては前期に引き続き分野別・業態別に細分化した営業戦略を進めていくほか、市場ニーズに沿った商品形態の拡充や、商品ラインナップの強化も図っていく。


サラダ・総菜類に関しては、量販店、CVS向けに引き合いが好調な小型形態のロングライフサラダの販売を拡大していく。
今期は前期比18%増と見込んでいるが、CVSでキャンペーン施策を打っていることから、更に拡大する可能性もある。
また、和総菜(和彩万菜®)シリーズの強化も進めていく。
前期はシリーズで3品目追加し6品目としたが、500gサイズの小型形態品の商品化も進めていく。
また、新たな販路に向けた新商品として、「ピリ辛肉ミンチ」を2016年3月に発売するなど、新商品の開発も継続して行っていく方針だ。


マヨネーズ・ドレッシング類では、賞味期限を延長した商品を開発し、海外市場の開拓を進めていく。
国内では前期に投入した新シリーズ「世界を旅するドレッシング」の品目を拡充していくほか、健康訴求や機能性を付加した新商品の開発を進めていく。


なお、同社は毎年8月24日を「ドレッシングの日」とすることを一般社団法人 日本記念日協会に申請し、記念日として正式に承認されたことを発表している。
8月24とした理由は、野菜(831)にかける(掛け算する)で24日(8×3×1)を、また、カレンダーで見ると「野菜の日(8月31日)」の真上にあるのが8月24日であることから、野菜にドレッシングをかける様子をイメージし、「ドレッシングの日」とした。
今年は8月24日にドレッシングの市場活性を図るためのイベントを同社単独、また業界全体でも開催する予定で、ドレッシングの売上げ増を図る取り組みとして注目される。


タマゴ加工品については、CVSや外食向けだけでなく、量販店向けの販路も拡大していく計画となっている。
厚焼き卵やだし巻き卵など「惣菜亭®」シリーズの味・品質の評価が高く、シリーズの拡充を進めていくほか、ニーズに合った商品開発なども行っていく。


総菜関連事業については前期比6.5%増の11,356百万円と総菜需要の拡大を追い風に引き続き増収が続く見通しだ。
また、その他については前期比2.2%増の1,265百万円と前期並みの水準を見込んでいる。
なお、インドネシアの関連会社についてはマヨネーズや液卵の販売増により今期は黒字化を見込んでいる。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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