🟢 市場は上昇しています。当社コミュニティの12万人を超えるメンバーは、すべてそれにどう対応すべきか知っています。
お客様もお分かりですよね。
40%割引で開始

【IPO:LINE<3938>】★フィスコが解説★LINE上場と今後の見通し

発行済 2016-07-16 17:58
更新済 2016-07-16 18:00
【IPO:LINE<3938>】★フィスコが解説★LINE上場と今後の見通し
LN
-
2016年最大級のIPOとして注目されたLINE (T:3938)の初値は公開価格を48.5%上回る4900円となった。
国内での圧倒的な知名度の高さやブックビルディングにおける25倍弱という高い応札倍率で期待が高まっていた一方、公募額の大きさなどから公開価格近辺での初値形成を見込む声も直前まで多く聞かれた。
しかし、東証に先行して上場した米ニューヨーク証券取引所で公開価格32.84ドルに対し初値42ドル、終値41.58ドル(1ドル=105.38円換算で4382円)と好調な滑り出しとなったことが安心感につながり、市場想定を大きく上回る堅調な初値形成となった。


買い気配からのスタートとなり、10時36分に4900円で全株一致となった。
寄り付き後は一時節目の5000円まで上昇したが、同水準を突破できずに4520円まで急失速した。
その後は戻りを試す場面も見られたが、後場に入ると手仕舞い売りに押され水準を切り下げる展開が続いた。
終値は初値を11.3%下回る4345円となった。
出来高は2221万株、売買代金は1049億円に上った。


今後の株価動向については、初値が想定以上に伸長した反動で調整基調となる可能性がある。
TOPIX組み入れなどのイベントを前に買われる場面もあるだろうが、本日の株価動向から上値の重さが意識され、短期投資家も積極的に手掛けづらいだろう。
また、同社は2016年12月期予想を開示していない(前期は79億円の最終赤字)。
米フェイスブックやツイッターなどグローバル大手SNSの予想PERは35倍前後となっているが、同社も同水準のバリュエーションで評価するとなれば、本日の終値を正当化するためには200億円台半ばの最終黒字を稼ぎ出す必要がある。
「スマートポータル」戦略など収益性向上策への期待は高いが、その進捗を慎重に見極めたい。


なお、上場2日目となる15日の米国終値は39.65ドルとなった。
日本円換算(1ドル=104.88円)では4158円、15日の東証終値比較で187円安(-4.30%)だった。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます