日本化学工業 (T:4092)はクロムやシリカ、リン、バリウムなどの無機化学製品に強みを持つ化学メーカー。
無機化学で培った技術を活用し、電子セラミック材料や高純度炭酸バリウム、リチウムイオン電池材料、医農薬中間体などの機能性化学品にも力を入れている。
2017年3月期は売上高が前期比0.1%増の360.00億円、営業利益が同1.4%増の35.00億円を計画。
原材料価格の高止まりなど事業環境は厳しく、化学品事業の苦戦が見込まれるが、注力している電子セラミック材料が車載向けなどに好調で、機能品事業が収益を牽引する見通し。
また、工場跡地の再開発に伴う不動産収入の増加も見込め、全体では増収増益を確保できる見通しだ。
なお、1株当たり年間配当金は前期比1.0円増配の6.0円と連続増配を予定。
同社は2017年3月期を最終年度とする現在進行中の3カ年中期経営計画で、1)「選択と集中」の推進、2)販売戦略の実践、3)コスト削減の更なる追求、の3点を重点項目として推進。
その結果、営業利益は目標の14.76億円を大幅に超過達成する見通しだ。
今後については、より強固な収益構造の確立を目指し、新しいグレード開発等を中心とした販売の強化、高付加価値品の開発、徹底したコスト削減を進めていく考えである。
無機化学で培った技術を活用し、電子セラミック材料や高純度炭酸バリウム、リチウムイオン電池材料、医農薬中間体などの機能性化学品にも力を入れている。
2017年3月期は売上高が前期比0.1%増の360.00億円、営業利益が同1.4%増の35.00億円を計画。
原材料価格の高止まりなど事業環境は厳しく、化学品事業の苦戦が見込まれるが、注力している電子セラミック材料が車載向けなどに好調で、機能品事業が収益を牽引する見通し。
また、工場跡地の再開発に伴う不動産収入の増加も見込め、全体では増収増益を確保できる見通しだ。
なお、1株当たり年間配当金は前期比1.0円増配の6.0円と連続増配を予定。
同社は2017年3月期を最終年度とする現在進行中の3カ年中期経営計画で、1)「選択と集中」の推進、2)販売戦略の実践、3)コスト削減の更なる追求、の3点を重点項目として推進。
その結果、営業利益は目標の14.76億円を大幅に超過達成する見通しだ。
今後については、より強固な収益構造の確立を目指し、新しいグレード開発等を中心とした販売の強化、高付加価値品の開発、徹底したコスト削減を進めていく考えである。