こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
現地時間5日に米国の7月雇用統計が発表されましたね。
内容は非農業部門雇用者数が前月比+25.5万人で2ヶ月連続20万人超の増加。
労働参加率も62.7%から62.8%に改善され、さらに平均時給も前月比+0.3%と、総じて良好な結果でした。
発表を受けて『為替市場ではドル高が進行。
ドル円は雇用統計発表直前の水準から約1円の上昇』となりました。
また、ドル以外の通貨でも、円が全般的に売られる展開となりました。
一方で『利上げに対する市場の慎重な見方を払拭するには至っていない』という側面もあるようで、『26日のイエレンFRB(連邦準備制度理事会)議長によるジャクソンホールでの講演が、利上げ時期を占う次の大きな焦点』と見られています。
今回の発表はドル安円高の一定の歯止めにはなりましたが、今後の利上げ観測の行方も含めて、『雇用統計結果を受けたドル高の流れがどこまで続くか』に、引き続き注目していく必要がありそうです。
詳しくは8/8付けの「主要通貨デイリー」を見てみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
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フィスコリサーチレポーター花田浩菜