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コロナ--- 17年3月期は増収増益へ、暖房機器の需要回復とエコキュートの拡販が寄与。

発行済 2016-09-14 08:03
更新済 2016-09-14 08:33
コロナ--- 17年3月期は増収増益へ、暖房機器の需要回復とエコキュートの拡販が寄与。
5909
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コロナ (T:5909)は、総合住宅設備機器メーカー。
ヒートポンプ式給湯機「エコキュート」を世界で初めて商品化に成功。
地中熱と空気熱を利用したハイブリッド冷温水システムなどの製品も展開。
暖房機器、空調・家電機器も手掛ける。
暖房・空調・給湯の各領域の技術を融合させたアクアエア事業では、イオン化されたナノミストを作る独自技術「ナチュラルクラスター技術」を核に美容・健康機器を商品化。


17年3月期は売上高が前期比6.2%増の786.00億円、経常利益が同100.4%増の19.00億円、純利益が同115.2%増の12.00億円を計画。
暖房機器は前期の暖冬からの回復を見込む。
電力自由化を受け、エコキュートの拡販に注力。
7月29日に発表した第1四半期決算は売上高が前年同期比15.7%増の167.82億円、経常損失が5.61億円(前年同期は13.45億円の損失)、純損失が4.31億円(同9.43億円)で着地。
生産性向上及びコスト削減の取り組みが奏功し、当初見込みよりも利益の改善が進んだ。
通期予想は据え置いている。


同社は、中期経営計画「Vアッププラン」(16年度~18年度)を実行中。
1)アクアエア事業の領域拡大と推進強化による育成・拡大、2)環境・エネルギー変化に対応した住設事業の戦略強化と拡大、3)営業体制と販売戦略の構築による成長事業の強化、が成長戦略。
経営基盤では、成長戦略を支える組織能力を引き上げるために、「品質・コスト・スピード」に対する競争優位性を追求する取り組みを組織一体で加速させ、生産性の向上を図る。
最終年度に売上高820億円、経常利益28億円、経常利益率3.4%の達成を目指す。



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