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電解水透析システムは透析患者の抱える倦怠感などの症状軽減などの副作用を改善することが期待された透析療法。
今回、従来システムから医療現場の意見、要望を反映した普及を意識した改良版システムを福島県立医科大などと共同開発。
従来製品に比べて設置面積が約6割と小型化し、重さも3分の1の60キログラムと軽量化した。
また、熱水消毒機能の強化等に加え、設置環境の影響を受けにくい安定した溶存水素濃度の電解RO水を生成する機能を実装した。
これにより、今後販売体制を強化し、年間40施設程度の医療機関への設置を目指すとしている。
現在、全国の透析患者32万人に対し、治療施設は4,330施設(13万床)(※日本透析医学会2014年統計調査「わが国の慢性透析療法の現況」より)あり、そのうち電解水透析システムは患者のQOL(生活の質)向上を目的に、現在14施設253床(※従来装置含む。
2016年8月現在)で使用されている。