水戸証券 (T:8622)は地域密着型の事業展開が強み。 複数の投資信託を組み合わせ、運用コースや投資方針を決定する「水戸ファンドラップ」が人気。
資産運用アドバイザーの実践、収益基盤の拡充、戦略的な店舗展開などを基本戦略に掲げる。
また、ファンドラップや推奨ファンドの充実、株式取引のニーズに応えるための情報提供力の強化、富裕層向けの包括的サポートの充実などを推進。
顧客の中長期的な資産形成に資する勧誘・販売体制の強化を図っている。
足元の業績では、17年3月期第1四半期（16年4-6月）の営業収益が前年同期比20.4％減の30.61億円、営業利益が同98.7％減の0.10億円、経常利益が同77.9％減の2.16億円、四半期純利益が同74.5％減の1.62億円だった。
株式市況悪化による受入手数料等の減少が業績に響いた。
17年3月期通期については、株式市況等の動向に大きく変動する可能性があるため、業績予想は開示していない。