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ABCマート、富士通、イオンなど

発行済 2016-10-06 16:16
更新済 2016-10-06 16:33
ABCマート、富士通、イオンなど
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(T:1605) 国際帝石 950 +31.4大幅続伸。
原油市況の上昇を受けて、原油高メリット銘柄の代表格として注目が高まる展開になっている。
前日のNY原油先物相場は前日比2.3%の上昇、一時は50ドルの節目に急接近する場面も見られた。
米エネルギー情報局の統計で、先週の米原油在庫が市場予想に反して減少したことが原油市況上昇の背景とされている。
本日は石油関連株の上昇が目立つ。


(T:8630) SOMPOHD 3250 +198大幅続伸。
損保ジャパン日本興亜が米エンデュランス社の買収手続き開始を発表。
買収総額は6375億円程度になり、過去最大規模のM&Aとなる。
実績をベースにすると、同社の純利益を20%近く押し上げることになるもよう。
積極的な事業拡大策を評価する動きが徐々に強まる格好に。
また、米長期金利の上昇などを好感して、本日は保険株が総じて大幅高となる展開も支援に。


(T:8267) イオン 1497 -1続落。
前日に上半期の決算を発表している。
営業利益は724億円で前年同期比0.1%増益、ほぼ市場予想通りの着地になったと見られる。
6-8月期では同6%増と増益転換、GMS+SM 事業の改善に加えて、総合金融事業やドラッグ事業が牽引役となった。
ただ、説明会では、下半期は低価格訴求を強める方針と受け止められており、今後の価格競争などへの懸念も残る形に。


(T:2670) ABCマート 6500 -430大幅安。
前日に発表した決算内容が嫌気材料視されている。
営業利益は240億円で前年同期比0.6%増益、ほぼ従来予想の241億円に沿った着地に。
通期予想は427億円から421億円に若干の下方修正。
上半期実績は先の観測報道に沿ったものであるが、第1四半期は同8%増益と上振れ推移であったこと、円高メリットが期待されたことなどから、通期下方修正にはネガティブな反応が先行へ。


(T:6702) 富士通 568.7 +30.5大幅反発。
パソコン事業を中国レノボ・グループに譲渡する方針を固めたと報じられている。
主力のITサービス事業などに経営資源を集中させていくようだ。
パソコン事業は非中核事業と位置づけ、以前には東芝やVAIOとの統合なども模索していた。
今回の事業再編報道を受けて、懸案事項が解決する格好にも。
昨日の日立製 (T:6501)と同様に、事業の選択と集中策を強く評価する流れになっている。


(T:5358) イソライト 263 +14急伸。
特に目立った材料は観測されないものの、あらためて業績上振れ期待などが高まってきているものとみられる。
第1四半期経常利益は前年同期比60%増益の5億円、上半期計画に対する進捗率は77%に達している。
前期も上半期決算発表の前に大幅な上方修正を行っているため、思惑なども強まりやすい状況とみられる。


(T:4768) 大塚商会 5020 +220大幅反発。
メリルリンチ日本証券では投資判断を「アンダーパフォーム」から「買い」に格上げ、目標株価も5400円から6400円に引き上げている。
7-9月期以降のクロスセル強化や中堅・中小企業向け案件増加による収益改善で、17.12期、18.12期EPSは市場予想を7%、13%の上振れ余地があること、PER水準は過去10年平均を下回る水準まで調整していることなどが背景と。


(T:7453) 良品計画 21220 -660伸び悩み反落。
前日に上半期の決算を発表、営業利益は198億円で前年同期比22.9%
増益、従来予想の175億円を上回る着地となった。
先の観測報道数値である180億円や市場コンセンサスも上振れとみられる。
粗利益率の想定以上の改善が業績上振れの主因。
決算を受けて、一部では投資判断格上げの動きも。
ただ、高寄り後は想定以上の失速、円安反転の動きもあって目先の出尽し感が優勢に。

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