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売上高が前年同期比13.2%減の337.97億円、営業損失が8.98億円(前年同期は20.53億円の利益)、経常損失が10.21億円(同20.98億円の利益)、四半期純損失が12.26億円(同12.61億円の利益)だった。
ブランド製品事業では、主力のクリエイティブビジネスは出荷台数が増加したものの、円高と製品ミックスの変化、製品サイクル移行期などが影響し減収。
コンシューマ、ビジネスソリューションも為替や市場環境の変化の影響を受けて苦戦した。
なお、クリエイティブビジネスのディスプレイ製品やモバイル製品については、次世代ペン技術や3D対応、カラーマネジメント機能などを強化した次世代製品の市場投入を第3四半期から予定している。
テクノロジーソリューション事業については、円高と前期のトルコ政府向け教育タブレット案件の反動減などの影響を受けて減収。
スマートフォン向けがサムスン社のGalaxy Note7向け出荷が7-9月期に拡大したものの、9月以降は顧客での品質問題の懸念が拡大。
17年3月期通期については、売上高が前期比9.4%減の703.00億円、営業損失が5.00億円(前期は36.64億円の利益)、経常損失が6.50億円(同37.77億円の利益)、当期純損失が15.00億円(同23.10億円の利益)としている。
従来予想から売上高、各利益ともに下方修正。
ブランド事業での下期に予定した新製品の市場投入遅れ見込みや、テクノロジーソリューション事業での顧客における販売計画の修正に伴い、スマートフォン向け製品の需要減少を見込む。
従来の通期計画は、売上高が779.00億円、営業利益が24.00億円、経常利益が23.00億円、当期純利益が16.20億円だった。