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GセブンHD Research Memo(2):オートバックス・車関連事業と業務スーパー・こだわり食品事業が収益の2本柱

発行済 2016-11-25 15:37
更新済 2016-11-25 16:00
GセブンHD Research Memo(2):オートバックス・車関連事業と業務スーパー・こだわり食品事業が収益の2本柱
7508
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■事業概要

G-7ホールディングス (T:7508)の事業は、オートバックス・車関連事業、業務スーパー・こだわり食品事業、その他事業の3つの事業セグメントで構成されている。
2017年3月期第2四半期累計期間の事業別売上高構成比を見ると、オートバックス・車関連事業で29.3%、業務スーパー・こだわり食品事業で65.1%となり、両事業で全体の90%以上を占めている。


○オートバックス・車関連事業
「オートバックス」のフランチャイジーでカー用品販売、メンテナンスなどを展開する(株)G-7・オート・サービスと、バイク用品の販売・メンテナンス事業を展開する(株)G-7バイクワールド及び海外の車関連事業で構成されている。


売上高の約9割はオートバックス関連で占められ、2016年3月末時点のオートバックス関連の店舗数は国内で73店舗(オートバックス61店、オートバックスエクスプレス7店、スーパーオートバックス2店、オートバックス セコハン市場2店、オートバックスカーズ1店)、マレーシアで2店舗(オートバックス2店)となっている。
オートバックスグループの国内店舗(597店舗)の中では最大規模となっている。
出店エリアは兵庫県、京都府、福井県、岡山県、広島県、千葉県、茨城県となり、なかでも兵庫県には40店舗と全体の6割弱の店舗を出店している。
また、1人当たり生産性や在庫回転率などを重視した店舗運営を徹底しており、オートバックスグループの中では、もっとも高い収益性を維持していることが特徴となっている。


その他、車関連としては独自展開として、洗車・コーティング専門店のクリスタルセブン8店舗、タイヤ専門館1店舗、BPセンター(鈑金加工)6店舗、スズキカーズ大阪1店舗などを展開している。


一方、バイク用品では直営の「バイクワールド」を2016年9月末時点で国内に12店舗、マレーシアに2店舗、タイに1店舗の合計15店舗展開している。


○業務スーパー・こだわり食品事業
「業務スーパー」のフランチャイジー展開をする(株)G-7スーパーマートと、食品・飲食店事業を展開する(株)G7ジャパンフードサービス、及び2015年6月に連結子会社化した精肉の小売事業を主に展開する(株)G-7ミートテラバヤシの事業で構成されている。


売上高の約8割を占める(株)G-7スーパーマートは、2016年9月末時点で「業務スーパー」123店舗を展開し、業務スーパーグループ(743店舗)の中で最大規模となっている。
出店エリアは関東、中部、関西、九州、北海道地域となる。


売上高の1割弱を占める(株)G7ジャパンフードサービスでは、各地方の名産品や特産品を発掘し、「こだわり食品」として百貨店などに卸販売を行っているほか、食品のPB商品開発、製造販売、国内における農産物の卸・小売り及び輸出入事業やネット通販事業などを展開している。


売上高の1割強を占める(株)G-7ミートテラバヤシでは、精肉小売店を2016年9月末時点で93店舗出店しており、その大半を「業務スーパー」及び「めぐみの郷」のテナントとして出店している。


○その他事業
その他事業は、農産物直販所「めぐみの郷」を運営する(株)G-7アグリジャパンのほか、不動産、ダイソー、リユースショップ、フィットネスクラブ、ゴルフスクール、リテールなど複数の事業を展開する(株)G-7リテールジャパン、海外事業を担うG7 INTERNATIONAL PTE. LTD.(シンガポール)(オートバックス・バイクワールド事業を除く)などで構成されている。


「めぐみの郷」については2016年9月末時点で23店舗(兵庫県13店、大阪府3店、奈良県4店、京都府1店、三重県1店、千葉県1店)を出店している。
2015年6月より販売方法を委託販売方式(販売額の約2割を手数料収入として売上に計上)から買取販売方式に変更している。


また、海外では東南アジア及び台湾で事業展開を進めている。
アグリ事業ではベトナムで菊の栽培を行い、「めぐみの郷」店舗で販売しているほか、ミャンマーでイチゴを栽培し、現地の大手流通企業であるシティマートの店舗で販売を開始している。
飲食店事業ではインドネシアとマレーシアで「らーめん神戸」を各1店舗、台湾で「串かつだるま」を1店舗運営している。
飲食店事業では直営を各国1店舗とし、収益モデルを確立した後に、ライセンス契約展開していくことを基本戦略としている。
また、2016年4月にはシンガポールにおいて現地企業と合弁会社を設立し(出資比率30%)、「業務スーパー」を1店舗出店している。
食材はすべて日本から輸出し、同社の業績としては食材の輸出売上高(業務スーパー・こだわり食品事業)として計上することになる。


なお、海外子会社としてはシンガポール、マレーシア、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、タイ、カンボジア、台湾、香港に設立している。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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