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システムインテ Research Memo(6):17/2期2Qは不採算プロジェクトの影響で減収減益

発行済 2016-11-28 16:14
更新済 2016-11-28 16:33
システムインテ Research Memo(6):17/2期2Qは不採算プロジェクトの影響で減収減益
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■決算動向

(1) 2017年2月期第2四半期業績について

システムインテグレータ (T:3826)の2017年2月期第2四半期累計の業績は、売上高が前年同期比15.1%減の1,572百万円、営業利益が同78.5%減の66百万円、経常利益が同77.9%減の68百万円、四半期純利益が同85.1%減の41百万円と減収減益となり、期初計画も下回る結果となった。


第2四半期において、ERP事業の大型開発案件で不採算プロジェクトが発生し、受注損失引当金194百万円を売上原価に計上したことが主因だ。
同案件の影響を除けばほぼ期初計画どおりに推移したと言える。
また、営業利益の前年同期比での増減益要因を見ると、受注損失引当金及び戻入の差分で284百万円、販管費の増加で50百万円の減益要因、その他粗利益の増加で91百万円の増益要因となっている。
前年同期は2年前に発生した不採算プロジェクトに関連した受注損失引当金の戻入れを89百万円計上していたため、これらの要因を除けば実質増益であった。
なお、販管費の増加は、前年同期が収益改善施策として開発費やその他経費全般を極力絞っており、当期はこれら費用を通常状態に戻したことによる増加となっている。


なお、第2四半期に発生した不採算プロジェクトに関しては、スケジュールの見直しを行い、開発要員などのリカバリ対策を行い、プロジェクトの完遂に向けて取り組んでいる段階にある。
納期については当初の予定を半年程度延期し、2018年2月期の前半を予定している。
同案件の受注額は数億円程度のもので、売上高の計上時期も2018年2月期にずれ込むことになる。
なお、想定される費用は引当金として計上しており、今下期業績へのマイナスの影響はないものと考えられる。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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