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大幸薬品 Research Memo(2):2017年3月期通期計画は据え置き、インフルエンザ流行は例年より早い傾向

発行済 2016-12-19 08:23
更新済 2016-12-19 08:33
大幸薬品 Research Memo(2):2017年3月期通期計画は据え置き、インフルエンザ流行は例年より早い傾向
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■業績予想

(1) 2017年3月期通期の業績予想

大幸薬品 (T:4574)の2017年3月期通期の業績予想は売上高で前期比0.9%増の8,400百万円、営業利益で同0.2%増の1,350百万円、経常利益で同15.1%減の1,110百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同1.2%増の850百万円と増収増益の予想を据え置いた。
国内医薬品事業では、市場環境面や競合面において厳しさもあるが、マーケティング・営業施策によりいかに下期に盛り返すかが鍵となる。
海外医薬品事業も中国の輸出ライセンスの更新が整ったため、需要に応じて輸出が再開される。
香港や台湾に関しても、為替の影響は読めないものの、数量ベースでは通期の計画達成を目指しているようだ。
感染管理事業は、店頭販売が好調であり、インフルエンザの流行が例年より早い傾向のため、クレベリン製品にとっては追い風となりそうだ。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

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