🔥 プレミアムなAIの力による株式選択を、InvestingProから今なら最大50endbold%特別セールを請求する

スターティア Research Memo(2):増収、営業損失となるもほぼ計画どおりの着地

発行済 2016-12-26 15:15
更新済 2016-12-26 15:33
スターティア Research Memo(2):増収、営業損失となるもほぼ計画どおりの着地
3393
-
■2017年3月期第2四半期決算の分析

スターティア (T:3393)の2017年3月期第2四半期決算は、売上高4,774百万円(前年同期比0.3%増)、営業損失119百万円(前年同期は86百万円の利益)、経常損失110百万円(前年同期は107百万円の利益)、親会社株主に帰属する当期純利益25百万円(前年同期は5百万円の損失)で着地した。


同社は第2四半期決算の発表直前に今第2四半期と今通期の業績見通しの修正を発表しており、第2四半期決算はその線での着地となった。
業績修正の趣旨は、特別利益の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益については当初の損失予想から一転して利益を計上するに至ったことだ。
売上高は期初計画に若干の未達となったが、営業利益と経常利益は期初予想を若干上回った。


2017年3月期第2四半期決算について、弊社では順調な進捗が確認できた決算だったと評価している。
期初予想において営業損失が計画されていたこともあり、前年同期比較よりも計画対比での進捗がより重要だと弊社では考えていた。
これに対して、現実に期初計画を上回る利益水準で着地したことが、弊社が評価する最大の理由だ。


売上高が期初計画に対して未達となったのは、デジタルマーケティング関連事業において、第1四半期の滑り出しが悪かったことが直接の要因だ。
これについては、詳細は後述するが、第2四半期以降において遅れを取り戻すペースで受注獲得が進んでいる状況だ。
ITインフラ事業はストック型商材の売上実績が積み上がってきたことで、安定的に収益が確保できる体制となっている。


利益面では、期初計画対比で上回ったのは、ITインフラ関連事業の売上高の順調な進捗で売上のベースを作る一方、費用のコントロールがうまくいったことによるものだ。
デジタルマーケティング関連事業の売上高の遅れの影響を吸収できた。
一方、前年同期対比では、大きく悪化している。
これは、組織体制を変更し、“カスタマー1st”をスローガンに営業チームの編成などを見直したことに関する先行投資の影響だ。
先行投資影響は、第1四半期に特に大きく出て、第2四半期以降は例年どおりの通常ペースに徐々に戻る計画となっている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます