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リソル Research Memo(3):事業ミックスが変化、開発事業の利益構成が急拡大

発行済 2016-12-27 17:06
更新済 2016-12-27 17:33
リソル Research Memo(3):事業ミックスが変化、開発事業の利益構成が急拡大
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■リソルホールディングス (T:5261)の事業内容と利益構成

売上高及び利益構成、セグメント別事業内容を以下に説明する。


2016年3月期連結業績において、ゴルフ運営事業及びホテル運営事業で売上高の8割強だが、営業利益では、これら2事業が7割強、売上高構成比では4%程度に過ぎない開発事業が25%程度を占める。


直近5ヶ年の業績を見ると、2012年3月期との比較では、2016年3月期の売上高は16.9%の伸び、営業利益は11.2倍まで拡大している。
売上高・営業利益ともにゴルフ運営事業が抜群の安定感で貢献しており、もう1つの柱であるホテル運営事業も安定的な売上高を稼いでいる。
ホテル運営事業は2012年3月期に15百万円の営業損失を計上したが、近年のインバウンド需要の高まりや北陸・北海道新幹線の開通で注目されたことなどで観光需要が喚起されたこともあり、2016年3月期の同事業の営業利益は862百万円と、ゴルフ運営事業の利益水準と並ぶまで拡大してきた。
直近2ヶ年で最も大きく貢献したのは、開発事業であった。
売上高の水準は2016年3月期で871百万円とまだ小さいが、営業利益は587百万円と同社の2本柱であるゴルフ運営事業とホテル運営事業に次ぐ利益となった。
このことから、同社がもつアセットの活用と入れ替えは順調と見られる。
福利厚生事業は、変革中の事業という位置づけであり営業利益2百万円と振るわなかったが、今後、社員の「健康」と「働き続けたい気持ち」に焦点を当てる「キャリア継続支援型」福利厚生にシフトし健康経営に取り組む企業や団体への支援を拡充し利益拡大する見通し。


(執筆:フィスコアナリスト 清水 さくら)

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