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ステップ Research Memo(4):自己資本比率、有利子負債比率ともに安全な水準で財務の健全性は高い

発行済 2017-01-10 15:38
更新済 2017-01-10 16:00
ステップ Research Memo(4):自己資本比率、有利子負債比率ともに安全な水準で財務の健全性は高い
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■決算動向

(2)財務状況

ステップ (T:9795)の2016年9月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比955百万円増加の19,491百万円となった。
主な増減要因としては、流動資産で現預金が同28百万円減少し、固定資産ではスクール移転用校舎の建築や土地取得に伴い、有形固定資産が同963百万円増加した。


当期の設備投資額は1,422百万円となり、内訳は2016年9月期のスクール開校費用で110百万円、当期移転建物内装費用及び建物建築費用で276百万円、2017年9月期以降の移転用土地取得及び建物建築費用(一部)で373百万円、既存スクールの改修工事で169百万円、社員寮・研修施設他で482百万円等となっている。


負債合計は前期末比135百万円減少の2,978百万円となった。
有利子負債が同114百万円減少したことが主因となっている。
また、純資産は配当金の支払い466百万円と自己株式の取得で104百万円の支出があったものの、当期純利益の計上により前期末比1,091百万円増加の16,512百万円となった。


主要経営指標を見ると、安全性を示す自己資本比率は前期の83.2%から84.7%に上昇したほか、有利子負債比率も9.2%と低水準となっており、財務の安全性は高いと判断される。
なお、同社の財務状況を見ると固定資産の比率が高くなっているが、これは同社がスクールを展開していく際に、土地の取得から自社ビルの建設まで行う物件が増えていることが要因となっている。
賃貸物件ではビルの建替えなど、オーナーの都合によってスクールを移転せざるを得ないリスクを抱えることになるためだ。
地域に根差した教育サービスを長期的に展開していく上では、自社物件で展開することが安定した経営を進めていくことができるとの判断による。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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