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下値の堅さを見極めつつ、押し目拾いのスタンス

発行済 2017-01-13 08:55
更新済 2017-01-13 09:00
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 13日の日本株市場は前日の大幅な下げに対する反動が意識されるものの、不安定な相場展開になりそうだ。
12日の米国市場は、前日のトランプ次期大統領の会見が失望につながり、NYダウは一時180ドルを超す下落となった。
その後は原油相場の上昇を受けて下げ幅を縮めているが、決算発表が本格化するなか、様子見ムードにつながりそうである。


 また、シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の19170円だった。
これにより自律反発となろうが、安いところでは一時18945円と19000円を下回る場面をみせていた。
円相場は1ドル114円70銭辺りと円高傾向にある。
ザラバ中での19000円割れも警戒されやすく、手控え要因になりそうだ。


 もっとも、足元で弱い動きをみせていたファーストリテ (T:9983)は、決算が予想を上回ったとして、ADRでは3%近く上昇している。
アク抜けといった形であろうが、指数インパクトが大きいこともあり、日経平均の下支えになりそうだ。


 また、昨日の大幅な下げに対しても、決算シーズンの中で積極的な売買は手控えられていたこともあり、下落ほど需給は悪化していないだろう。
下値の堅さを見極めつつ、押し目拾いのスタンスとみておきたい。


 個別ではソニー (T:6758)、任天堂 (T:7974)、日カーボン (T:5302)、コマツ (T:6301)が終日底堅い値動きをみせており、物色意欲の強さも意識される。
日経平均が弱含みとなる局面においては、値動きの良い銘柄に資金が集中することになりそうだ。


 なお、米国ではJPモルガンなど金融機関の決算が控えている。
これを受けたメガバンクが強含みとなるようだと、相場全体への心理的な下支えとなりそうだ。

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