■株主還元策
ダイナック (T:2675)は株主還元について、配当による還元を基本とし、安定配当と将来に向けた内部留保の充実のバランスを取って配当を行うとしている。
当期純利益が赤字に転落した場合でも無配転落を回避し、ここ数年は1株当たり10円の配当が続いている。
2016年12月期については、従来からの予想どおり2円増配の12円配(中間配6円、期末配6円)を行うことを決定している。
当期純利益が減益となったため配当性向は34.5%に上昇したが、前期まで業績が順調に拡大し、将来の持続的成長に対して自信度が深まったことや、財務状況が充実してきたことが増配予想を堅守した理由と考えられる。
2017年12月期についても前期比横ばいの12円配(中間配6円、期末配6円)の予想を公表している。
今期は安定配当と内部留保の確保の両立の見地から前期比横ばいの配当計画としたものとみられる。
今期予想に基づく配当性向は22.8%になる。
配当に加えて同社では、株主優待制度も実施しており、所有株式数に応じて食事券、もしくはお米(コシヒカリ)を株主に贈呈している。
最低投資単位である100株を保有している場合、株主優待として1,000円の食事券2枚(2,000円相当)もしくはコシヒカリ2kgが贈呈されることになる。
株主優待の内容も前期から変更はない。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
ダイナック (T:2675)は株主還元について、配当による還元を基本とし、安定配当と将来に向けた内部留保の充実のバランスを取って配当を行うとしている。
当期純利益が赤字に転落した場合でも無配転落を回避し、ここ数年は1株当たり10円の配当が続いている。
2016年12月期については、従来からの予想どおり2円増配の12円配(中間配6円、期末配6円)を行うことを決定している。
当期純利益が減益となったため配当性向は34.5%に上昇したが、前期まで業績が順調に拡大し、将来の持続的成長に対して自信度が深まったことや、財務状況が充実してきたことが増配予想を堅守した理由と考えられる。
2017年12月期についても前期比横ばいの12円配(中間配6円、期末配6円)の予想を公表している。
今期は安定配当と内部留保の確保の両立の見地から前期比横ばいの配当計画としたものとみられる。
今期予想に基づく配当性向は22.8%になる。
配当に加えて同社では、株主優待制度も実施しており、所有株式数に応じて食事券、もしくはお米(コシヒカリ)を株主に贈呈している。
最低投資単位である100株を保有している場合、株主優待として1,000円の食事券2枚(2,000円相当)もしくはコシヒカリ2kgが贈呈されることになる。
株主優待の内容も前期から変更はない。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)