プレミアムデータをご提供:最大 50% 引きでInvestingPro特別セールを請求する

明光ネット Research Memo(3):17/8期2Q累計業績は明光義塾事業の増益とM&A効果で期初計画を上回る

発行済 2017-04-27 15:24
更新済 2017-04-27 15:33
明光ネット Research Memo(3):17/8期2Q累計業績は明光義塾事業の増益とM&A効果で期初計画を上回る
4668
-
■業績動向

1. 2017年8月期第2四半期累計業績の概要
明光ネットワークジャパン (T:4668)の2017年8月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比7.7%増の10,145百万円、営業利益が同31.4%増の2,039百万円、経常利益が同37.1%増の2,164百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同216.7%増の1,713百万円と増収増益となり、期初計画に対してもいずれも上回る格好となった。


売上高は、明光義塾直営事業が微減収となったものの、前第4四半期から新規連結した国際人材開発、古藤事務所の寄与(+779百万円)を含めてその他事業が大きく伸びたことで増収となった。
営業利益は、新規連結子会社の寄与に加えて、各事業においてコスト削減に取り組んだことで、すべての事業セグメントで増益を達成した。
また、親会社株主に帰属する四半期純利益については、投資不動産の売却により固定資産売却益544百万円を計上したことで大幅増益となった。
前年同期は特別損失として講師給与調整金等を計上していたこともあり増益率が大きくなっている。


明光義塾事業における第2四半期末の教室数は、全体で前年同期比21教室減少の2,105教室、生徒数は同3.8%減の133,018人といずれも減少し、四半期ベースでは5四半期連続の減少となった。
生徒数については、生徒募集活動期間として年間で最も重要な時期となる2~4月にかけて、2016年はアルバイト講師の労務管理問題への対応に追われたため、募集活動を十分に行えなかった影響が続いている。
ただ、休会・退会者数は2016年9月以降、前年同月比で減少傾向となっており、新規入会生徒数についても11月以降は前年同月比で増加に転じるなど、改善の兆しが見え始めており、生徒数の減少率も縮小傾向となっている。
また、経営指標として重視される教室当たり平均生徒数についても減少率が縮小してきており、アルバイト講師問題に端を発したマイナスの影響も一巡しつつあると言える。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます