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サンリツ---17年3月期は2ケタ営業減益も、中国での赤字体質を改善、18年3月期は増収増益を狙う

発行済 2017-05-15 09:16
更新済 2017-05-15 09:33
サンリツ---17年3月期は2ケタ営業減益も、中国での赤字体質を改善、18年3月期は増収増益を狙う
9366
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サンリツ (T:9366)は11日、2017年3月期連結決算を発表。
売上高が前期比6.5%減の146.26億円、営業利益が同18.4%減の6.27億円、経常利益が同23.8%減の4.78億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同15.3%減の2.58億円になった。


国内連結子会社を見ると、主要顧客の製品取扱額の減少等で売上高が減少。
中国連結子会社は事業再構築を進めたことで収益力が向上。
米国では、スチール梱包業務の本格稼働等で、売上高及び営業利益が増加した。
なお、中国華東地区の子会社再編により、特別損失として関係会社株式売却損90百万円、特別利益として関係会社株式清算益3百万円を計上している。


梱包事業部門は、無線通信機器の取扱額減少で売上高が減少するも、半導体製造装置の取扱額の増加等で、セグメント利益は前期とほぼ同水準となった。
運輸事業部門は、無線通信機器の取扱額が減少、売上高もセグメント利益も減少した。
倉庫事業部門は、工作機械保管額の減少で売上高は減少するも、事業所閉鎖に伴う原状回復費用が前期3月に発生した影響で、セグメント利益は増加した。
賃貸ビル事業部門は、フリーレント期間の設定及び修繕費用等の発生で、売上高もセグメント利益も減少した。


18年3月期の業績予想は、売上高が前期比1.2%増の148.00億円、営業利益が同10.0%増の6.90億円、経常利益が同19.1%増の5.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同31.4%増の3.40億円である。



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