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サンワテクノス Research Memo(2):有力電機・機械メーカーの代理店として成長し、特色ある独立系技術商社へ

発行済 2017-06-09 09:01
更新済 2017-06-09 09:33
サンワテクノス Research Memo(2):有力電機・機械メーカーの代理店として成長し、特色ある独立系技術商社へ
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■会社概要

1. 沿革
サンワテクノス (T:8137)の歴史は、故山田徳郎(やまだとくろう)氏が、戦時中に中国で行っていた電機機械販売業の経験を生かして1946年7月に個人事業として創業したことに始まる。
その後1949年11月に山田工業株式会社として株式会社化され、同時に(株)安川電機製作所(現・安川電機 (T:6506))と代理店契約を締結して同社の歴史が本格的にスタートした。
同社は安川電機にとっての有力販売代理店へと成長したが、安川電機だけにとどまることなく、独立系技術商社として他の有力電機・機械メーカーとも販売代理店契約を締結して取扱品目や顧客ベースを拡大し、業容を拡大させてきた。
詳細は後述するが、電機・電子・機械という特性が異なる3つの商材を扱う点で、特色ある技術系商社のポジションを確立して今日に至っている。


海外展開については、顧客企業が円高や貿易摩擦解消などを理由に海外進出するのに対応して90年代から急速に現地法人網の拡充を図った。
1995年のシンガポールを皮切りに、アジア主要国のほかヨーロッパ、北米に子会社を設立して海外子会社網を構築した。
最近ではインドネシア、ベトナム、メキシコ、フィリピンといった今後高成長が期待される各国に現地法人を設立した。


株式市場には、1982年5月に株式の店頭公開をした後、2003年4月に東京証券取引所第2部に上場し、さらに2005年3月に東証1部に指定替えとなった。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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