スターティア (T:3393)は12日、分割子会社のスターティアラボから、アプリ制作ソフト「AppGoose（アップグース）」のフリープランを6月12日から先行受付を開始、6月末より提供すると発表した。 AppGooseは、専門知識がなくても簡単にアプリの制作および運営ができるソフト。
2015年4月よりサービス開始し、クリエイティブ企業（印刷、広告、WEB制作会社）や、自社で地域情報誌などの媒体を運営している企業を中心に導入が進んでおり、現在120社以上の導入実績がある。
店舗やイベントなどの集客や販促を目的としたアプリ制作で活用されることが多く、具体的にはリピーター育成に必要なPUSH通知で、ニュース、アンケート、クーポンの配信を行い、新規開拓や既存顧客の囲い込みとして活用されている。
今回のフリープラン提供は、製品の検討・導入における障壁を低くし、製品の価値を多くの企業に周知させることが目的。
またAppGooseで制作されたアプリは電子ブック制作ソフト「ActiBook」、AR制作ソフト「COCOAR」、スマホ用のLＰサイト制作ソフト「creca」といった同社開発のソフトウエアとアプリ内で連携できる仕様になっているため、フリープラン提供とともに、同社開発のソフトウエアと連携したアプリを増加させることも狙いとしている。
これまで同社は、スターティアラボが提供するマーケティングオートメーションツール「BowNow」および「creca」についても、フリープランの提供を開始すると発表している。