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大幸薬品 Research Memo(3):大型新製品「正露丸クイックC」を武器に医薬品事業が反転、増収及び営業増益予想

発行済 2017-06-19 08:22
更新済 2017-06-19 08:33
大幸薬品 Research Memo(3):大型新製品「正露丸クイックC」を武器に医薬品事業が反転、増収及び営業増益予想
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■大幸薬品 (T:4574)の業績予想

● 2018年3月期通期の業績予想
2018年3月期通期の業績予想は売上高で前期比4.9%増の8,700百万円、営業利益で同0.4%増の1,550百万円、経常利益で同7.6%減の1,300百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同14.2%減の900百万円と売上高及び営業利益の増加を予想する。
国内医薬品事業では「正露丸クイックC」の販売開始により増収を見込む一方で、海外医薬品事業は減収の予想だ。
感染管理事業においては、市場の成長とともに、パートナーとのアライアンスが奏功しクレベリンの認知率も上がっており、一般用・業務用ともに増収を見込む。
新製品正露丸クイックC」に関する広告宣伝投資を中心に販管費は同365百万円増加させるため、営業利益は微増にとどまる。
前期は感染管理事業の伸びが全社業績を支えたが、今期は51年ぶりの大型新製品「正露丸クイックC」を武器に医薬品事業の反撃が始まることになる。
止瀉薬市場シェア50%への回復を目指す。
なお、海外医薬品事業は、中国向け製品の原料仕入先における製造トラブルによる生産遅延リスクを織込み、保守的な売上高としているが、早期に生産遅延リスクが解消された場合、売上高・利益共に業績予想に対して上振れる可能性がある。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

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