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大幸薬品 Research Memo(1):2018年3月期第1四半期は増収増益を達成、「正露丸クイックC」を販売開始

発行済 2017-09-11 08:00
大幸薬品 Research Memo(1):2018年3月期第1四半期は増収増益を達成、「正露丸クイックC」を販売開始
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■要約

大幸薬品 (T:4574)は、「正露丸」「セイロガン糖衣A」を中心とする医薬品事業と、ウイルス除去・除菌・消臭製品「クレベリン」シリーズを中心とした感染管理事業を展開している。
2017年4月に新製品「正露丸クイックC」を販売開始した。


●2018年3月期第1四半期の業績概要
2018年3月期第1四半期(2017年4月−6月)は、売上高が1,397百万円(前年同期比34.3%増)、営業利益が181百万円(同177百万円増)、経常利益が128百万円(同219百万円増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が99百万円(同135百万円増)となった。
前年同期比で大幅な増収増益を達成し、幸先の良いスタートとなった。


売上高に関しては、各事業が好調な滑り出しをみせた。
国内医薬品事業は、前年同期に高水準だった流通在庫が正常化したこと、新製品「正露丸クイックC」の店頭販売が開始されたこと等から大幅増収となった。
海外医薬品事業は、香港と台湾を中心に前年同期並みに進捗、中国市場向けは第2四半期からの出荷となる予定である。


感染管理事業は、例年、季節性インフルエンザ等の感染症流行が沈静化する第1四半期(4月−6月)はオフシーズンとなるが、当第1四半期は、デンソー (T:6902)向けクレベリンカートリッジ(車両用)の出荷増加や、アース製薬 (T:4985)との共同開発製品「クレベリン トイレの消臭除菌剤」の店頭販売開始等から、前年同期比105.0%増の大幅増収となった。
他社とのアライアンスが奏功し、オフシーズンの底上げにつながった形だ。


売上総利益は増収に伴い増加(前年同期比35.7%増)した。
販管費は新製品「正露丸クイックC」の販売開始に伴う販売費(広告宣伝費、販売促進費等を含む)増加(同47.7%増)等により同10.6%の増加となった。
結果として、営業利益は、第1四半期としては前年同期を大幅に上回る形になった。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

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