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大幸薬品 Research Memo(2):医薬品事業、感染管理事業ともに足元好調、通期業績の上振れを期待

発行済 2017-09-11 08:00
更新済 2017-09-11 08:33
大幸薬品 Research Memo(2):医薬品事業、感染管理事業ともに足元好調、通期業績の上振れを期待
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■今後の見通し

●2018年3月期の業績見通し
大幸薬品 (T:4574)の2018年3月期通期の業績予想は売上高で前期比4.9%増の8,700百万円、営業利益で同0.4%増の1,550百万円、経常利益で同7.6%減の1,300百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同14.2%減の900百万円と期初の予想を据え置いている。


国内医薬品事業では、新製品「正露丸クイックC」の販売開始に伴い、認知率向上を図り重点的に広告宣伝・販売促進を行うことで、止瀉薬市場での市場シェア回復を目指している。
海外医薬品事業では、第1四半期は前年同期を上回っている。
期初の業績予想では、原材料仕入先における製造トラブルによる中国向け製品の生産遅延リスクを保守的に考慮した売上高としていたが、中国市場向けは第2四半期からの出荷再開とされており、当該リスクは解消に向かいつつあるもよう。
感染管理事業では、他社とのアライアンス等により、クレベリンブランドの認知率向上を狙い、インフルエンザが流行しないオフシーズンでの売上高底上げも図る。
営業利益は、通期では販管費増加により微増の業績予想としているものの、第1四半期では既に前年同期を大幅に上回っており、好調さが伺える。


新製品「正露丸クイックC」による牽引、中国市場向けの出荷再開、クレベリンブランドの認知率向上及びインフルエンザ流行による感染管理事業の一層の成長等により、業績予想に対する上振れが期待される。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

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